メルセデスベンツSL、V12エンジンの設定中止…2012年モデル

自動車 ニューモデル 新型車
5.5リットルV型12気筒ツインターボエンジンを積むメルセデスベンツSL600
5.5リットルV型12気筒ツインターボエンジンを積むメルセデスベンツSL600 全 4 枚 拡大写真

メルセデスベンツの最上級ロードスター、『SLクラス』。同車の海外向け2012年モデルでは、V型12気筒エンジンの設定が中止されたことが分かった。

これは7月28日、自動車メディアの『duPont REGISTRY』が伝えたもの。同メディアによると、メルセデスベンツは2012年モデルのSLクラスのラインナップから、V12エンジンを積む「SL600」グレードを削っており、これは2013年に登場すると見られる次期型への布石だという。

同メディアの指摘どおり、ドイツ本国のメルセデスベンツの公式サイトからは、SL600が消滅。また、米国や英国の公式サイトからも、SL600は消えている。

SLクラスにV12エンジンが設定されたのは、1992年。4代目のR129型に、「600SL」が追加されたのが最初だった。以来、SLクラスの頂点として、V12エンジンは君臨してきた。

2013年に発表されると見られる次期SLでは、V12は用意されず、V8エンジンが主力に位置づけられるもよう。もはや、V12エンジンはSLクラスでの役割を終え、次期型ではエンジンのダウンサイジングが図られるということだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る