中央分離帯を乗り越え、道路反対側のガソリンスタンドに突っ込む

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7月29日午後8時ごろ、香川県高松市内の県道を走行していた乗用車が中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の空き地に進入し、ガソリンスタンドの事務所へ裏手から衝突した。この事故でスタンドの客1人が軽傷を負っている。

香川県警・高松北署によると、現場は高松市鶴市町付近で片側2車線の直線区間。クルマは中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱。止まらずに道路右側の空き地に進入し、さらにガソリンスタンドの事務所建物の裏手へ突っ込んだ。

衝突によってクルマは中破炎上。火は建物にも燃え移った。地元消防が消火作業に当たったが、建物の一部が焼損。クルマも半焼した。この事故でガソリンスタンドを訪れていた客の男性1人が打撲などの軽傷を負っている。

クルマを運転していた丸亀市内に在住する33歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

警察では男を厳しく追及。飲酒を行った場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯について詳しく調べている。

《石田真一》

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