ヨロズが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比3.5%増の22億1300万円と増益。売上高は同3.4%増の245億2500万円となった。
東日本大震災による部品不足で自動車メーカーが減産した影響はあったものの、回復のスピードが当初の想定よりも早まり、国内向けの売上げが微減に留まったことに加え、北米やアジアでの自動車部品が好調で増収となった。
収益では、増収やリーマンショック以降続けて生きたコスト低減の効果で経常利益が同5.5%増の21億8100万円と増益だった。当期純利益は同44.0%増の11億0300万円となった。
通期業績見通しは、円高が進んでいるため、為替水準を見直した結果、売上高が同3.2%減の989億円。営業利益が同24.3%減の70億2000万円。経常利益が同23.0%減の70億5000万円、最終利益が同17.6%減の40億4000万円と修正した。