GMトップ、「燃料電池車の採算が合うのは2020年以降」

自動車 ビジネス 海外マーケット
シボレーエクイノックスがベースのGMの燃料電池実験車
シボレーエクイノックスがベースのGMの燃料電池実験車 全 1 枚 拡大写真

究極の環境対応車として、各自動車メーカーが開発にしのぎを削っている燃料電池車。GMのトップが、その開発の現状を告白した。

これはGMのダン・アカーソンCEOが7月31日、CNNとのインタビューの中で明らかにしたもの。同CEOは、GMが今後も燃料電池車の研究開発を続行するとした上で、「現状では価格とインフラがネックだ。燃料電池車が現実となる(コスト的に見合う)のは、早くても2020年以降だろう」と話したという。

GMの日本法人によると、「2015年に燃料電池車を市販するという当初の計画に変更はない」とのこと。今回のアカーソンCEOの発言は、燃料電池車のコスト低減に苦しむ各自動車メーカーの胸の内を代弁したものとも受け取れそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る