トヨタ自動車は、国土交通省が被災地での復興支援、バリアフリー車両の意義や効果の確認を目的として実施する「被災地における新たなバリアフリー車両の活用・実証事業」に対し、ウェルキャブ(福祉車両)2台を無償で提供する。
提供先は国土交通省が指定する被災地の2市町村。震災で公共交通機関が大きな被害を受けた地域で、生活の足として活用してもらう。また、バリアフリー車両運行についての意見を集め、評価してもらうことで今後のバリアフリー車両の普及に活かしていく方針だ。
トヨタは、地震発生以来、被災地域の復興のため、様々な復興支援を実施している。車両提供についても、これまで震災により被害を受けた岩手、宮城、福島、茨城などに、合計約260台を提供している。