東洋ゴム第1四半期決算…高付加価値商品の販売好調で増益

自動車 ビジネス 企業動向

東洋ゴム工業が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比82.4%増の25億5300万円と増益となった。売上高は同2.5%減の703億5200万円と減収となった。

東日本大震災による部品不足で自動車メーカーが減産したものの、国内新車用タイヤと国内市販用タイヤの販売量・売上げともに大幅に減少した。

ただ、海外市場では北米と欧州で高付加価値商品の販売が好調だったことや値上げの効果で販売量・売上げともに前年を上回った。中国・東南アジアは、震災による生産本数の減少の影響から販売量・売上げともに減少した。

収益は欧米市場での高付加価値商品の販売増などの効果で、営業利益は同20.8%増の31億5500万円と増益だった。当期利益は同14.8%増の8億5300万円となった。

中間期業績見通しは、被災した工場が想定よりも早く回復したことや高付加価値商品の販売が好調なため、上方修正した。通期連結業績見通しは、為替や原材料価格の動向が不透明なため、前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ウイングいかつすぎ」「ホイールどうなってんだ」ド迫力デザインと圧倒的性能、ポルシェの最新「マンタイキット」にSNS興奮
  2. 「もうSF映画やん」攻め過ぎたデザインのSUV『クレーター』にSNS興奮!「ヒョンデ覚醒」など話題に
  3. 車のバッテリー復活・延命テク完全ガイド! 補充電とケミカルでここまで変わる~Weeklyメンテナンス~
  4. もはやフルモデルチェンジ! BMW『7シリーズ』改良新型、インパネも見えたぞ
  5. BMW『Z4』、2026年3月生産終了へ…最終モデル「ファイナルエディション」欧州発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る