職務質問を逃れようとした男性、タクシーにはねられ死亡

自動車 社会 社会

5日午後8時55分ごろ、東京都中央区内の都道で、職務質問から逃れようとした男性と、追跡してきた警官がもみ合いとなっていたところ、進行してきたタクシーにはねられる事故が起きた。この事故で男性が死亡、警官も重傷を負っている。

警視庁・築地署によると、現場は中央区築地3丁目付近で片側3車線の直線区間。事故の直前、現場近くの交番に30歳代の女性が訪れ、接遇した署員に「不審な男に盗撮されたようだ」と被害を申告した。

これを受けた25歳の巡査が周辺捜索を実施したところ、申告内容によく似た特徴の男性を発見。職務質問を行うために交番への任意同行を求めたところ、男性は突然逃走した。

男性は道路を強引に横断しようとしたが、追いついた巡査と中央分離帯付近でもみ合いになっていたところ、第3車線を走行してきたタクシーにはねられた。男性は胸部を強打して約1時間後に死亡。後の調べで近くに住む31歳の男性と判明した。巡査も足を骨折する重傷を負っている。

死亡した男性が盗撮に関わっていたかどうかはわかっておらず、警察では巡査の回復を待ち、事故発生の経緯や職務質問実施の正当性についても調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る