【フランクフルトモーターショー11】スマート フォーツーEV がバージョンアップ

エコカー EV
スマートフォーツーedの2012年モデル
スマートフォーツーedの2012年モデル 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは16日、2012年モデルのスマート『フォーツーed』を、9月にドイツで開幕するフランクフルトモーターショーで初公開すると発表した。

フォーツーedは、スマート『フォーツー』をベースにしたEV。車名のedとは、エレクトリック・ドライブの略だ。

2012年モデルでは、EVパワートレインの性能が向上。モーターは最大出力75psと、従来の40psから大きくパワーアップした。さらに二次電池は、テスラモーターズ製からドイツEvonik社との合弁会社、Deutsche ACCUmotive社製に変更。蓄電容量は、16.5kWhから17.6kWhに引き上げられた。

この結果、2012年モデルは0-60km/h加速が6.5秒から5秒へ短縮。最高速も100km/hから120km/hへ高められた。1回の充電での最大航続可能距離も140kmと、わずかに増えている。

ダイムラーは2012年モデルのフォーツーedを、世界30市場以上へ投入する計画。従来の18市場を上回り、EVの本格攻勢に出る構えだ。

《森脇稔》

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