【レクサス GS350 プロトタイプ】走りとパッケージングの進化を見てほしい…チーフエンジニア

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レクサスGS350 プレプロトタイプ
レクサスGS350 プレプロトタイプ 全 12 枚 拡大写真

トヨタの東富士中央研究所で「GS350 プレプロトタイプ試乗会」が開催された。次期レクサス『GS350』のチーフエンジニアを務めた金森善彦氏に、その魅力、注目のポイントを聞いた。

写真12枚:レクサスGS350 プレプロトタイプ

----:プレゼンでは「これまでのレクサスのイメージを変える大変革」とおっしゃっていましたが、どんなところが変わったのですか。

金森氏:現行の上質な走りは残しながら、加速感やシャープな動きを実現し、運転する楽しみを味わってもらえるように、走行性能、運動性能をさらに高めました。

サスペンションはすべて新規設計としており、制御技術では、VDIMをさらに進化させ、LDH(Lexus Dynamic Handling System)を導入しました。これは、VGRS(可変ギア比ステアリング)にDRS(リア操舵)を組み合わせて、レーンチェンジなどをスムースにする新しい技術です。

さらに従来からのアクセル、ブレーキの制御、AVSなども含めた全体の制御は、4つの運転モードによって機械の介入の度合いなど細かく変えています。

----:日本では、シニア層のスポーツカーのような市場がありますが、レクサスのオーナーからもスポーティな走りというニーズがあったのですか。

金森氏:ありました。高級車のオーナーでも運転する楽しみを得たいという人は少なくないようです。日本だけではなく、欧米でもそのような声をよく聞きます。

----:次期GS350がターゲットしているのはどのような層の人たちですか。

金森氏:一言でいえば、リテラシーの高い人というイメージでしょうか。高級品であるとかブランド品であるといった要素だけでなく、独自の基準の付加価値によるプラスアルファを求めるような人たちです。高級車だから買うのではなく、自分にふさわしい車を選ぶような人に納得してもらえる車だと思っています。

----:全長は現行モデルと同じですが、後席のスペースが広がっていますね。

金森氏:主に欧米でですが、例えば企業の幹部やトップセールスマンといった人たちが、自分の車にお客さんを乗せることがあります。そのとき後席がせまいと困るという声が寄せられていました。

全長を変えず、ルーフを少し上げたりシート形状などを工夫しています。トランクルームの容量と合わせて改善した点です。トータルなパッケージとして見てほしい点のひとつですね。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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