【レクサス GS350 プロトタイプ】擬装のタイプもいろいろ
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ワインディングコースでの試乗車は、いわゆる「唐草模様」(に見える)の擬装だ。ボディ全体ではなく、フロントまわり、リアまわりをメインにカッティングシートによってマスキングされていた。唐草模様は、カッティングシートの柄だ。
高速周回コースでの試乗車は、黒いレザー製のカバーで、「いかにも擬装車」といった風貌だ。車両実験統括部主査でレクサスマイスターの村田陳夫氏によれば、擬装用のカバーは車種ごとのワンオフ生産だそうで、1台分で50万円からの値段になるそうだ。したがって、すべての車種ごとに用意するわけではなく、通常は、黒いパネルを張り付けたりしているとのことだ。
また、このような擬装車は、高速コースでは空力などに影響するため、風切り音などの評価はできないそうだ。
《中尾真二》