中国政府がオンライン攻撃をローンチした証拠

自動車 ビジネス 国内マーケット
一覧から選択するだけで、攻撃を行えるツールになっている
一覧から選択するだけで、攻撃を行えるツールになっている 全 4 枚 拡大写真

 エフセキュアは23日、同社の公式ブログで、中国政府がオンライン攻撃をローンチした証拠が見つかったことを報告した。

 中国は、政府が主導してサイバー攻撃を行っているとされている。世界中に流通している標的型スパイ活動Trojanなどは、大部分が中国製とされているが、あくまで状況証拠にとどまっている。しかし、今回同社は、中国政府運営のTVチャンネル「CCTV 7, Millitary and Agriculture」(military.cntv.cn)で公開されたミリタリードキュメント番組「ミリタリーテクノロジ:インターネットの嵐がやって来る」のなかに、証拠映像が見つかったとしている。

 この番組は、サイバー戦争の可能性とリスクに関するドキュメンタリー番組だったが、そのなかで中国政府のシステムが紹介されており、それがサイバー攻撃を行うツールだったというものだ。同社では、映像編集者がその重要性を理解していなかったために、この映像が公開されてしまったと見ている。

 番組内のツールでは、「中国人民解放軍情報工学大学」「攻撃対象を選択」「法輪功サイトのリスト」「攻撃 キャンセル」といった単語が見られるとのことで、画面に映った攻撃先IPアドレス「138.26.72.17」は米国の大学だったとのこと。なお同社は、このソフトウェアは、中国人民解放軍の情報工学大学で制作されたと推察している。

中国政府のサイバー攻撃ツールの画面が流出?……エフセキュアが指摘

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る