減速しないまま信号待ち車列に追突、9人が死傷

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21日午後4時15分ごろ、神奈川県厚木市内の国道129号で、信号待ちの車列に対して後ろから進行してきた乗用車が追突。バイクを含む車両6台が関係する多重衝突に発展した。この事故で9人が死傷。警察は追突車を運転していた43歳の男を逮捕している。

神奈川県警・厚木署によると、現場は厚木市中依知付近で片側2車線の直線区間。乗用車は減速しないまま車列最後部に位置していたバイクに追突。前方の乗用車3台とトラック1台も巻き込まれ、車両6台が関係する多重衝突に発展した。

バイクは前に止まっていたクルマに突っ込んで大破。運転していた同市内に在住する45歳の男性が全身を強打して収容先の病院で死亡。他のクルマの運転者など8人が打撲などの軽傷を負った。

追突車を運転していた男は現場にクルマを放置して逃走したが、約1時間後に愛川町内の自宅近くを歩いていたところを張り込み中の捜査員が発見。22日に自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「ボーッとしていた」、「怖くなって逃げた」などと供述。容疑については大筋で認めているようだ。

《石田真一》

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