中国BYD第2四半期決算…99%の大幅減益

自動車 ビジネス 海外マーケット
中国BYDオートの小型セダン、F3DM
中国BYDオートの小型セダン、F3DM 全 1 枚 拡大写真

世界有数の電池メーカーとして知られる中国のBYD。その傘下の自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)の業績が、上向く気配を見せない。

同社が22日、香港証券取引所に提出した資料によると、2011年第2四半期(4〜6月)の売上高は、108億3400万元(約1300億円)。2011年第1四半期(1〜3月)の117億元(約1400億円)に対して、7.5%減少した。

また、2011年第2四半期の純利益は、862万2000元(約1億0350万円)。前年同期に対して98.8%の大幅マイナスで、2011年第1四半期の84.4%減を上回る大幅な減益となった。

大幅減益の要因は、新車販売の不振が大きい。同社の2011年上半期(1〜6月)新車販売は、前年同期比23.4%減の22万0131台。外資系の競合自動車メーカーによる相次ぐ新車投入や、中国政府による購入補助制度の打ち切りにより、落ち込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る