【スマートEVサミット】体験者「補助抜きで100万円までなら」

エコカー EV
スマートEVサミットでは「いくらだったらこのクルマ買う?」という話も飛び出した
スマートEVサミットでは「いくらだったらこのクルマ買う?」という話も飛び出した 全 4 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本が27日に開催した「スマートEVサミット2011」では、スマート『フォーツーed』とともに暮らすユーザーたちの「走りの楽しさ」と「エコ意識」という一見相容れないように思える体験談も飛び出した。

それぞれに個性的なプロフィールを持つ7人の試乗体験リポーター。「エアコンのオン・オフは(航続距離などに)あまり関係ないように思える。むしろ意外と電気を消費すると思われるのはワイパーとストップランプか」「アクセルペダルを踏んで走り出そうとするタイミングで、出るか出ないかわからないという感覚がある。ある程度踏まないと出ないという気持ち悪さも」などといった走りとエコの両面で不満点が出た。

いっぽうでエネルギー消費に神経質にならずドライビングを楽しめるといった声も。「ブレーキング時に発電しているという感覚が身についたから」「まるでゴーカートのよう。ガソリン版とはミッションも違うので、加速感もまた違った感じ」などというコメントも。

「あまり頻繁にクルマに乗らない人であれば、ガソリンスタンドに行って給油するという手間が省けていい。EVの充電であれば家でできる。ライフスタイルや乗る頻度によってはEVはエンジン車よりもストレスを感じないかもしれない」

こうしてスマート『フォーツーed』とともに暮らす機会を得た7人。そのうち6人が「買いたい」ともらしていたが、「補助金を除いて100万円までならば買う」など、それぞれに“お値段”が気になるようだった。

「実際400万円ぐらいはするんじゃないか!?」とこぼす関係者。ちょっとだけ渋い顔をみせた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る