オンライン機能を積極的に取り込んだメモリーカーナビ…三菱電機 NR-MZ50

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高速道路に入ると、画面左端には「レーンアシスト」機能が動作していることを示すアイコンが表示される
高速道路に入ると、画面左端には「レーンアシスト」機能が動作していることを示すアイコンが表示される 全 10 枚 拡大写真

三菱電機が8月20日より発売したAV一体型メモリーナビ『NR-MZ50』。新たにパイオニアが管理・運営するスマートループ情報に対応し、別売のバックカメラを組み合わせることでレーンアシスト機能を実現。情報を安心と安全につなげる新世代のナビとした。

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注目はプローブ情報に基づくリアルタイムの交通情報が得られるパイオニアのスマートループに対応したことだ。三菱電機すでにカーナビ事業でパイオニアとの提携を発表しているが、本機ではこのスマートループ情報の採用により「OpenInfo」機能として具体化したのだ。得られる情報はVICS情報の10倍に匹敵する約70万kmが対象。その規模は日本の主要な道路の大半を占める。また、最新の高速道路開通情報や電気自動車用充電スタンド情報などの提供も同時に実現している点も見逃せない。

情報取得には会員登録が必要だが、利用料そのものはは無料。ただ、情報はBluetooth接続する手持ちの携帯電話を使って取得するため、パケット料は従量制で課金される。試乗時はNR-MZ50の発売前と言うこともあり、サービスが提供されていなかった。この機能についてはサービス開始後にレポートしたい。

もう一つの注目機能である「レーンアシスト」機能。こちらは試乗車で存分にその魅力を体験することができた。この機能の特徴は、高速道路走行中は車両がレーンを逸脱しそうになると、アラームと画面表示によってそれを警告するというもの。アラームまで発するのは市販ナビ初。機能として趣旨は、気をつけているうちはいいが、漫然とした運転をしていると知らず知らずのうちに車線を逸脱していることがあったりする。こうしたうっかりミスを積極的になくすことを目的としているのだ。右側レーンの場合は右スピーカーで、左側の時は左スピーカーを使ってならすという安全へのこだわりもある。

高速道路に入ると、画面の左端にはクルマの形状をしたアイコンが表れ、「動作中」であることが示される。アラームを発する感度は3段階で切り換えられ、最初は「低」を選んで試乗してみる。するとレーンを跨ぐかどうかのところで「ピーピーピー」とアラームが鳴り、画面を見ると逸脱しそうな側を指示している。次に「高」に切り換えて試してみる。すると少しでもレーンに近づいただけでアラーム。正直言って、このレベルだと運転していてストレスがたまる。やはり控えめな「低」が丁度いいのかも知れない。

また、DSRCを使ったITSスポットにも対応している。国土交通省が全国1600箇所で情報提供を行っている新世代の路側情報サービスで、交通情報をはじめ、道路上に発生した事象の告知などを電子合成音とカーナビの画面上で行う。ITSスポットには、観光情報などを表示するネット接続型サービスも用意されているが、NR-MZ50ではこのサービスには非対応となっていた。情報の反映までは少々ラグがあるようだが、合成音は聞きやすく画面上には情報がフルで表示されるため、情報把握はしやすかった。

《会田肇》

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