【トヨタ カムリ 新型発表】国内生産は来年末まで1万2000台と小規模

自動車 ビジネス 企業動向
新型トヨタ・カムリ
新型トヨタ・カムリ 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車は5日発売した新型『カムリ』の国内生産について、2012年末までに約1万2000台と計画していることを明らかにした。一部を輸出に振り向けるものの、海外市場向けは各地域での現地生産を主体とする方針だ。

【画像全6枚】

新型車はHV(ハイブリッド車)の主力生産拠点である堤工場で生産する。来年末までの生産計画に基づくと月間800台弱の生産となる。国内の販売計画は同500台であり、輸出向けはごくわずかとなる。

トヨタにとってカムリは、米国市場でベストセラーを続けるワールドカーとなっている。同国のほか中国、台湾、ロシア、タイ、豪州、ベトナムでも生産中だ。

販売先は約100か国にのぼっており、海外での生産車は近隣諸国にも輸出、「外-外」の供給体制を構築してきた。新モデルの日本からの輸出を少量にとどめるのは最高値水準で推移する円高も影響している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る