プジョー RCZ に250psの軽量レーサー誕生

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プジョーRCZをベースにしたワンメークレースマシン、RCZプジョースポール
プジョーRCZをベースにしたワンメークレースマシン、RCZプジョースポール 全 7 枚 拡大写真

プジョーのスポーツカー、『RCZ』。同車を使ったワンメークレースが2012年、欧州で開幕する。

これはプジョーのモータースポーツ部門、プジョースポールが明らかにしたもの。プジョーRCZをベースにしたマシン、『RCZプジョースポール』が、スペインのナバラサーキットでお披露目されたのだ。

RCZプジョースポールは、内装材や快適装備を省くことで、約250kgもの軽量化を実施。車両重量は1070kgとした。

エンジンは、市販のRCZ用の1.6リットル直列4気筒ガソリンターボがベース。吸排気系やコンピューターを中心にチューニングを受け、最大出力250ps/6500rpm、最大トルク29.6kgm/5500rpmを引き出す。これは市販版に対して、50ps、1.6kgmの強化に当たる。

トランスミッションは、パドルシフトの6速シーケンシャル。サーキット用サスペンションや、APレーシング製ブレーキが装備された。大型リアウイングをはじめ、空力パーツも追加されている。

プジョースポールは2012年から、フランスを中心にした欧州各国で、「RCZレーシングカップ」を開催。RCZプジョースポールの価格は、5万4900ユーロ(約600万円)と公表されている。

《森脇稔》

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