サーブ、会社更生法の適用を申請

自動車 ビジネス 企業動向
米国で発売されたばかりのサーブ9-4X
米国で発売されたばかりのサーブ9-4X 全 2 枚 拡大写真

経営不安定状態が続いていたスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社が、会社更生法の適用を申請した。

これは7日、サーブの親会社、スウェディッシュオートモビルが公表したもの。サーブがスウェーデンの裁判所に、会社更生法の適用を申請したことを明らかにしたのだ。

今回の申請は、従業員が所属する労働組合がサーブの破産を申し立てた場合に、サーブの資産を保全するのが目的。この申請が認められれば、裁判所の保護下において、トロールハッタン工場の生産再開に向けた資金調達を目指すことになる。

サーブの会長兼CEOでスウェディッシュオートモビルのCEOでもあるビクター・ミュラー氏は、「従業員、販売店、サプライヤーなど、あらゆる関係者のこれまでの忍耐と理解に感謝したい。この危機を乗り越えれば、サーブに明るい未来が開けると確信している」とコメントした。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 復活の『コブラ』販売へ、英ACカーズが米国市場に本格参入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る