【スズキVW提携解消】鈴木会長、責任は環境車の開発でカバーしたい

自動車 ビジネス 企業動向
燃料電池スクーター、スズキ・バーグマン・フューエルセルスクーター
燃料電池スクーター、スズキ・バーグマン・フューエルセルスクーター 全 3 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長兼社長は12日の独VW(フォルクスワーゲン)との提携解消に関する記者会見で、提携が不調に終わった責任は「私にすべてある」としたうえで、「今後の環境技術開発でカバーしたい」と語った。

VWとの提携の狙いであった環境車開発に支障がでないよう推進することで、経営上の責任を補いたいとの意向だ。鈴木会長は「幸い技術陣はVWとの協議が足踏みしていたため、すでに自社技術による開発を加速している」と述べ、当面は自主技術の進化に全力をあげる構えを示した。

鈴木会長は「スズキは若い会社で馬力もある」と、技術陣への期待も表明した。また、自らについては「幸い健康にも恵まれている」と、トップとしての続投に意欲を示した。

ただ、今年度から導入した4副社長の合議による経営企画の推進体制が軌道に乗り、「私のディシジョンが速くできるようになった」と評価。権限移譲への道筋ができつつあるとの認識も示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る