【スズキVW提携解消】鈴木会長、責任は環境車の開発でカバーしたい

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燃料電池スクーター、スズキ・バーグマン・フューエルセルスクーター
燃料電池スクーター、スズキ・バーグマン・フューエルセルスクーター 全 3 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長兼社長は12日の独VW(フォルクスワーゲン)との提携解消に関する記者会見で、提携が不調に終わった責任は「私にすべてある」としたうえで、「今後の環境技術開発でカバーしたい」と語った。

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VWとの提携の狙いであった環境車開発に支障がでないよう推進することで、経営上の責任を補いたいとの意向だ。鈴木会長は「幸い技術陣はVWとの協議が足踏みしていたため、すでに自社技術による開発を加速している」と述べ、当面は自主技術の進化に全力をあげる構えを示した。

鈴木会長は「スズキは若い会社で馬力もある」と、技術陣への期待も表明した。また、自らについては「幸い健康にも恵まれている」と、トップとしての続投に意欲を示した。

ただ、今年度から導入した4副社長の合議による経営企画の推進体制が軌道に乗り、「私のディシジョンが速くできるようになった」と評価。権限移譲への道筋ができつつあるとの認識も示した。

《池原照雄》

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