サーブ、労働組合が破産を申請

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サーブのスウェーデン・トロールハッタン工場
サーブのスウェーデン・トロールハッタン工場 全 2 枚 拡大写真

経営不安定状態が続くスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社の従業員が所属する有力労働組合が、サーブの破産を申請した。

これは12日、サーブとその親会社、スウェディシュオートモビルが明らかにしたもの。両社によると、サーブの有力労働組合、UnionenとLedarnaの2組織は、スウェーデンの裁判所にサーブの破産申請を行ったという。

サーブは資金繰りの悪化により、2011年6月以降、従業員に対する賃金支払いが遅延。労働組合としては、これ以上の賃金支払いの遅れは受け入れられないとして、サーブの破産申請に踏み切ったと見られる。

また、サーブとスウェディシュオートモビルは12日、スウェーデンの裁判所に、先の会社更生手続きの申請却下を不服として、上訴したことも明らかにしている。

《森脇稔》

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