【スズキVW提携解消】鈴木会長、株は自己資金で買い戻す

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鈴木会長とヴィンターコルン会長(2009年)
鈴木会長とヴィンターコルン会長(2009年) 全 2 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長兼社長は12日の記者会見で、VWが保有するスズキ株について「自己資金で買い戻したい。資金の余裕はある」と述べた。ただ、資本提携の具体的な解消方法については今後の両社間協議に委ねられる。

両社は互いに株を保有しており、VWの出資比率は約19.9%、スズキは約1.5%となっている。VWは2010年に約2300億円でスズキ株を取得したものの、現在の株価は当時より下落しており、時価総額は1600億円強に下落している。

一方で円・ユーロの為替もこの間に変動している。円高が進んでいるためVW側が円建ての売却収入をユーロに換えると手取り額は膨らむ。鈴木会長は「(ユーロ安は)うちには問題だが、(VWにはプラス効果が)大きいのでは」と見ている。

《池原照雄》

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