【フランクフルトモーターショー11】フォード フォーカス に最強のST…250psエコブースト

自動車 ニューモデル モーターショー
新型フォード フォーカスST
新型フォード フォーカスST 全 4 枚 拡大写真

フォードモーターは13日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー11において、新型『フォーカス』シリーズの高性能バージョン、『フォーカスST』の市販モデルをワールドプレミアする。

新型フォーカス STは2010年秋、パリモーターショーにコンセプトカーとして登場。それから約1年間、ハンドリング性能などを煮詰めて、今回、市販モデルの発表に至った。

先代フォーカスSTは、ボルボ用をベースとする2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ(最大出力225ps)を搭載。一方新型は、フォードの新世代ガソリン直噴エンジン、「エコブースト」にエンジンを切り替える。

新型フォーカス ST用のエコブーストは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ。先代よりも排気量を500cc縮小しながら、最大出力250ps、最大トルク36.7kgmと、先代比で10%以上のパワーアップを成し遂げた。

環境性能の高さも、エコブーストの大きな特徴。燃費やCO2排出量の詳細データは開示されていないが、フォードによると、環境性能は先代比で20%以上改善しているという。

足回りは、車高を低めた専用サスペンションや強化ブレーキを採用。ハンドリングは、フォード社内の「チームRS」(欧州)と「SVT」(米国)が共同開発を担当。ドイツのニュルブルクリンクやアウトバーンで、走行テストを繰り返し、スポーティな走行性能が追求された。

新型フォーカスSTは2012年、世界の約40市場へ投入。日本への導入は、現時点では未定である。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  3. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る