【フランクフルトモーターショー11】インフィニティ FX にベッテル仕様…420psのスーパーSUV

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インフィニティFXセバスチャン・ベッテル・バージョン
インフィニティFXセバスチャン・ベッテル・バージョン 全 8 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級ブランド、インフィニティは13日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー11において、F1ドライバーのセバスチャン・ベッテル選手と共同開発した『FXセバスチャン・ベッテル・バージョン』を初公開する。

ベース車両は、インフィニティの最上級クロスオーバー、『FX』のトップグレード、「FX50S」。今回、セバスチャン・ベッテル・バージョンの詳細が初めて明らかになった。

FX50Sは、5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力390ps、最大トルク51kgmを引き出し、0-100km/h加速は5.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。

セバスチャン・ベッテル・バージョンでは、排気系とエンジンコンピューターのチューニングにより、最大出力を30ps引き上げ、420psを獲得。さらに、専用の21インチアルミホイールやカーボンファイバー製スポイラーなどにより、トータル46kgに渡る軽量化を達成した。

さらに、リアのディフューザーなどによりエアロダイナミクス性能を引き上げ、オートマチックトランスミッションのファイナルレシオを変更。ダンパーやスプリングも強化した。これらの結果、0-100km/h加速5.6秒、最高速300km/hという、SUVとしては異例のパフォーマンスを実現する。

室内は、ダッシュボードやセンターコンソール、ドアトリムにカーボンファイバー製パネルを装着。ステアリングホイールやシフトレバーは、アルカンターラで仕上げた。スポーツシートには、セバスチャン・ベッテル選手のイニシャル、「SV」が刻まれた。

なお、このセバスチャン・ベッテル・バージョン、インフィニティは「同選手のために製作したワンオフモデル」と説明している。

《森脇稔》

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