日野 プロフィア、小排気量モデルを改良---燃費基準を全車クリア

自動車 ニューモデル 新型車
新型日野プロフィア LKG-FW1AXBG 撮影用特別仕様車
新型日野プロフィア LKG-FW1AXBG 撮影用特別仕様車 全 1 枚 拡大写真

日野自動車は、大型トラックの日野『プロフィア』を改良し、燃費を向上。2015年度燃費基準達成車の設定を拡大して、10月2日より発売する。

今回の改良は、日野プロフィアシリーズの内、小排気量の「A09C」型エンジン(排気量8866cc)搭載車型が対象。燃料噴射圧の高圧化やEGRシステムの強化等、エンジンの改良により燃費を向上させ、同エンジン搭載車すべてで2015年度燃費基準をクリア。車両総重量25tクラス、トップの重量車モード燃費値4.15km/リットルを実現している。

また、同エンジンのうち、従来の350psエンジンは、今回360psにパワーアップ。あわせて中速トルクを増強し、広い回転域にわたってフラットなトルク特性とした。

さらに、既存のプロフィアシリーズと同様、日野の先進クリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」の採用で、ポスト新長期排出ガス規制にも適合しているほか、PCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)やVSC(車両安定制御システム)を標準装備とし、環境性能と安全性能を高めた。

今回の改良車を含め、日野プロフィアシリーズの2015年度燃費基準達成車は、エコカー減税の対象となり、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税が75%減税される。

価格は6MT・22t車が1362万600円、12速プロシフト・25t車が1799万700円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る