新明和工業、エレベータ方式駐車設備を開発…東日本大震災で改良

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新明和工業 エレパーク
新明和工業 エレパーク 全 1 枚 拡大写真

新明和工業は13日、エレベータ方式駐車設備『エレパーク』の新モデル「ET-F」を開発、21日より受注を開始すると発表した。

ET-Fは、当初、今年3月の受注開始に向けて開発を進めてきたが、東日本大震災の発生を受け、地震発生時の安全の確保、被害軽減をより確実にするため、耐震構造の設計を見直しを図り、この度完成した。

ET-Fでは、自動車を搭載するパレットの新たな落下防止装置を開発。激しい揺れにも対応できる独自のパレットロック機構を採用。

また、従来、設備の最上部に設置していた昇降駆動装置を最下部に配置するなど、設備全体を低重心化。地震発生時の衝撃荷重を軽減する設計となっている。

同社では、不動産会社、建設会社などを対象に年販40基を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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