監獄内で誤差1m測位

自動車 テクノロジー ネット
博物館「網走監獄」でスマートフォン連携の大規模な実証実験
博物館「網走監獄」でスマートフォン連携の大規模な実証実験 全 2 枚 拡大写真

 ソフトバンクモバイルは13日、北海道を含む産学官、JR北海道らと協力し、位置情報を活用した大規模な実証実験を行うと発表した。

 実証実験が行われるのは、明治期の監獄施設の全容がそのままの姿で残っており、東京ドーム3.5個分の広さの博物館「網走監獄」。博物館では、体験・学習が可能な各種展示が行われている。

 実証実験の参加者は、建物の位置情報を測位衛星である準天頂衛星「みちびき」の信号により受信。また屋内展示物の位置情報を「地上補完信号送信機」が発する信号により受信することで、施設や展示と自らの位置関係を把握する。GPS衛星の測位精度は一般に10m以上の誤差があるが、「みちびき」を活用することにより1m前後の誤差での測位が可能となる。また、ソフトバンクモバイルが提供する周辺情報配信サービス「ふらっと案内」のスタンプラリー機能を活用しながら、参加者に次に向かうべき施設のヒントを与え、自ら「探し」、「発見」しながら各建物や屋内展示物に誘導。施設に関する詳細な解説を同一アプリケーション上で提供し、監獄や北海道の歴史をより効果的に楽しく学ぶことを目指す。

 実証実験は10月14日から10月17日に行われる予定。

博物館「網走監獄」でスマートフォン連携の大規模な実証実験

《編集部@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る