ホンダが13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11でワールドプレミアした欧州向けの新型『シビック』。同車のプロモーション映像が、ネット上で公開されている。
欧州仕様のシビックは、英国工場で生産。新型は、先代では3ドアと5ドアの2種類だったボディタイプを、5ドアハッチバックに統一した。そのデザインは航空機をモチーフとし、エアロダイナミクス性能を徹底追求。ダイナミックなプロポーションが特徴だ。
また、ハンドリング性能や乗り心地やの向上、CO2排出量の削減などにも取り組む。とくに、ハンドリング性能を重視。ホンダによると、「2世代先にも通じる車台の完成」をテーマに掲げ、日本と欧州のエンジニアが共同でハンドリング性能を煮詰めたという。
新型シビックは、欧州市場で2012年初頭に発売。ホンダの伊東孝紳社長は、日本導入に関して、「予定はないが可能性はある」とコメントしている。