BMWは24日、富士スピードウェイで実施したMINIブランドの試乗イベントの中で、MINI『クロスオーバー』の2ドアクーペ仕様の市販化、および日本導入を計画していることを明らかにした。
このクーペ・クロスオーバー(仮称)は、今年1月のデトロイトモーターショーで公開されたコンセプトモデル『ペースマン』の市販版にあたる。ドイツ本国などでも未発表モデルであるが、これの市販化、および日本導入を計画しているという。同日、イベントのため来日していたMINIブランドトップのカイ・ゼグラー氏が明らかにした。
同氏は日本のマーケットについて、「(販売が)難しいと言われているが、私は明るいと見ている。先に導入された『クロスオーバー』は今年だけで3000台を販売した。国内販売は20%以上の成長率を見込んでおり、今後も後ろを振り返る事無く展開していきたい」として、積極的に新規モデルを投入していくと語った。