アイドリングストップ搭載車、6年後10倍に拡大…矢野経済研究所

エコカー 燃費
アイドリングストップ搭載車の例(写真:ダイハツ・ミライース)
アイドリングストップ搭載車の例(写真:ダイハツ・ミライース) 全 2 枚 拡大写真

矢野経済研究所は26日、アイドルストップシステムの世界市場に関する調査結果を公表。2017年の同システム搭載車両の世界販売台数は2308万台で、2010年比で10.5倍に成長するとの予測を示した。

調査結果によると、2010年のアイドルストップシステム搭載車両の世界販売台数は、約221万台と推計した。

地域別にみると西欧・日本市場が牽引しており、この2地域で世界市場全体の99%とほとんどを占めている。今後は北米・中国市場でも環境規制の強化や商品性向上のため、同システムの搭載が広がる見通し。

アイドルストップシステムの搭載で先行する西欧・日本市場では、さらなる燃費改善を図るため、減速中からエンジンを停止する拡張アイドルストップや、サブストレージを備えた高出力回生ブレーキシステムが検討されており、機能面でもさらなる進化が見込まれると予想している。

調査は今年6~8月にかけて自動車メーカーや自動車システムメーカーに同社の専門研究員がヒアリングなどで調べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る