【フランクフルトモーターショー11】VW ビートル がギターアンプに!? フェンダーとコラボ
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新型ビートルはフェンダーのサウンドシステムをオプションとして組み込むことが可能。今回公開されたビートル・フェンダーは、フェンダー社に敬意を表し製作されたコンセプトカーで、専用デザイン、専用のギター接続インターフェイス、ハイグレードサウンドシステムを採用している。
カラフルなダッシュパッドが特徴の新型ビートルだが、ビートル・フェンダーではフェンダーギターの多くに採用されてきた2トーンのウッドデザインパターン「サンバースト」を用いた。VWは「ロックミュージックとのつながりを視覚的に表現」したとしている。
フェンダーサウンドシステムは、真空管式補助アンプを備えたハイエンドオーディオシステム。400Wの出力を持つ10チャンネルの高性能アンプを中心に、2セットのツイーターで構成。フロントドア、リアサイドトリムにウーファーを、トランク内のバスボックスにサブウーファーを設置している。
今回のモデルではさらに、トランク内に特別なソケットを設置し、エレキギターを直接つなぐことができるようにした。そのサウンドは同じくトランク内のサブウーファーから奏でられる。
コントロールパネルも再設計。メタリックカラーを採用したスイッチ類は、ギターやバスアンプを彷彿とさせる仕上げとした。さらにシフトレバー右側にはギターピックを収納できるピックホルダーを設置、ロックな仕様をとことん追求している。
《宮崎壮人》