住金物産、タイで太陽光発電事業に参入へ

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住金物産は、タイで大規模太陽光発電事業に参入すると発表した。太陽光発電事業を展開するロジャナ・エナジーのに30%出資した。

ロジャナ・エナジーは、タイのアユタヤ県のロジャナ工業団地内に77万平方メートルの土地を確保した上で、最大出力2万4000キロワットの発電能力を持つ太陽光発電設備を設置して2012年末から発電事業を行う。この太陽光発電所の稼動により、一般家庭1万世帯分の使用電力をまかなえ、年間で最大2万2000トンのCO2削減効果が見込まれる。

タイ政府は、環境対応型再生可能エネルギー利用の発電事業を奨励しており、ロジャナ・エナジーの電力は、タイの政府機関である地方電力公社に全量を販売することが決まっている。

住金物産は、タイで長年にわたって現地パートナーと合弁でロジャナ工業団地の造成・分譲・運営や天然ガス焚きによる発電事業を展開し、タイでのインフラ事業を推進してきた。今回、インフラ事業の拡大と環境対応型ビジネスを推進するため、ロジャナ・エナジーに出資した。

ロジャナ・エナジーは、ロジャナ工業団地に入居する企業に電力と蒸気を販売しているが、堅調な経済成長とロジャナ工業団地入居企業の旺盛な電力需要に対応するため、設備増強を実施し、現在の発電能力26万4000kWを今後、53万1000kWにまで引き上げる計画。

《レスポンス編集部》

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