三菱自動車工業の益子修社長は6日の『デリカD:3』発表会見の席上、『RVRローデスト』など1.8リットルエンジンを搭載した3モデルにアイドリングストップ装置を搭載し、今月中に発売する計画を明らかにした。
投入するのはローデストのほか『ギャランフォルティス』および『同スポーツバック』で、いずれも同社のハイパフォーマンスモデル。新エンジンとアイドルストップの採用により、「約12%の燃費向上を実現する」(益子社長)という。
これによりエコカー減税75%の対象モデルとする。益子社長は円高対策として「為替の影響を受けない国内販売部門の活性化が急務」と強調した。同日発表した「デリカ」シリーズなどOEM調達で品揃えの不備を補う一方、自社開発モデルの商品力強化により国内販売の拡充につなげたい考えだ。