日立建機、国内クレジット52tが認証---CO2

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国内クレジット活用スキーム
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日立建機は、石坂産業、日立キャピタルと共同で2011年1月より電動式油圧ショベルによる排出削減事業を開始し、10月3日に同事業による国内クレジット52tが認証されたと発表した。

「国内クレジット」とは、大企業などが中小企業のCO2排出抑制を支援し、結果として大企業自身の行動計画達成につなげる活動。大企業が支援した中小企業のCO2排出削減量を、国内クレジット認証委員会が「国内クレジット」として認証する。

排出削減事業の枠組みは、排出削減事業者に石坂産業、事業共同実施者に日立キャピタル、事業関連業者に日立建機で行われ、2011年1月に石坂産業に納車した電動式油圧ショベル『ZX200-3』が対象となっている。

石坂産業ではクレジット認証を受けるため、1月から継続的に電動式油圧ショベルの使用電力量のモニタリングを実施。国内クレジット認証委員会に排出削減量の実績報告と認証申請を行った結果、10月3日に開催された同委員会で正式に52tの国内クレジットが認証された。

電動式油圧ショベルにより創出された国内クレジットは日本初。52tのクレジットは事業期間8か月で達成しており、電動式油圧ショベルはディーゼルエンジン式油圧ショベルに比べ64%のCO2削減が認められた。

《纐纈敏也@DAYS》

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