【ロールスロイス ゴーストEWB 日本発表】ホイールベース延長は顧客ニーズの反映

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ロールスロイス・ゴーストEWB
ロールスロイス・ゴーストEWB 全 10 枚 拡大写真

ロールス・ロイス・モーター・カーズは『ゴースト・エクステンディットホイールベース(EWB)』を日本に導入した。

同社アジア・パシフィック担当マーケティング&イベント・マネージャーのダン・バルマー氏は、ベースとなった『ゴースト』について、2009年にロールス・ロイスがコンテンポラリーなモデルとしてデビューさせたものだという。

その魅力は「卓越した走りと、ロールスロイスの伝統のデザインとのバランスにあり、ツインターボV12エンジンのパワフルな駆動力がカスタマーをドライバーに変えたのです」。という。つまりカスタマーの位置を後席から前席に変えたのだ。その結果、ゴーストは大成功を収めたという。

しかしながら、購入者の意見の中には、「もう少しリアコンパートメントに余裕が欲しい」というものもあった。そこで17cm延長されたホイールベースにより、リアコンパートメントがさらにゆっくりとした空間を確保したゴーストEWBがデビューしたのだ。しかも「これまでのゴーストのパフォーマンスとほとんど変わらない俊敏性も備えている」と語った。

ゴーストEWBは受注生産。メーカーでは2012年からフル生産が開始される。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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