ユーシン第3四半期決算…震災と為替で減収減益、見通しは上方修正

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ユーシンが発表した2011年第3四半期(2010年3月〜11年8月)の連結決算は、営業利益が前年同期比37.9%減の26億4700万円となり、大幅減益となった。

売上高は同7.6%減の427億7800万円と減収となった。3月に発生した東日本大震災の影響で主要納入先の自動車メーカーが生産を一時停止したり、その後も減産したことから、同社の受注も減少した。

収益では、減収や為替差損の影響で経常利益が同51.4%減の19億4600万円と半減した。当期純利益は同59.2%減の10億3900万円だった。

一方で、通期業績見通しは自動車生産が予想以上のペースで回復、受注も好調なため、上方修正した。売上高は550億円を予想していたが590億円となる見通し。収益でも営業利益は前回予想よりも12億円増の39億円、経常利益が11億円増の31億円となる見通し。

最終利益は10億円を予想していたが18億円に上方修正した。

《レスポンス編集部》

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