日産、リヤカメラ1台で死角検知などの安全技術[動画]

自動車 テクノロジー 安全
リヤカメラ
リヤカメラ 全 2 枚 拡大写真
日産自動車は12日、車載のリヤカメラ1台で死角位置にいる車両の検知などを行う「マルチセンシングシステム」を開発したと発表した。同日、横須賀市の同社試乗施設で報道陣に公開した。

同社が実用化している「アラウンドビューモニター」の画像処理技術を応用し、後方および側方のクルマや人、道路などを検知し、警告音やフロントピラーに設置した表示灯でドライバーに注意を促す。

警告が作動するのは(1)車線変更時に後方にいる死角車両を検出した時、(2)走行車線から方向指示器を作動させずに逸脱し始める時、(3)ギアをバックに入れた際にクルマの周囲を動く歩行者などの移動物を検知した時—の3つのケース。

いすれも音や表示灯などによる警告のみで、ブレーキやアクセル制御は行わない。その分、3万円程度で販売しているバックビューモニターに若干の上乗せをした価格となる見込み。

同社は2012年に発売する新型車に採用するとともに、海外向けにも展開する計画だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る