中国新車販売、駆け込み需要で4か月連続増…9月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
GMの人気車種、シボレーセイル
GMの人気車種、シボレーセイル 全 1 枚 拡大写真

中国汽車工業協会は13日、中国における9月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は164万6100台。前年同月比は5.5%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

100万台を超えたのは、21か月連続。164万6100台のうち、乗用車は前年同月比8.8%増の131万9500台だ。

乗用車の販売が好調なのは、中国政府が10月から改定するエコカー購入補助制度と関係がある。新制度では、補助金支給の対象になるエコカーの燃費性能を、15.9km/リットル以上と規定。排気量が1.6リットル以下の小型車限定という点は変わらないが、燃費性能は従来の14.5km/リットル以上に対して、厳しくなった。

このため、対象車種は従来の427モデルから、37モデルへ激減。10分の1以下に絞り込まれた形となる。そのため、新制度導入を前に、9月は駆け込み需要が発生したと推測できる。

メーカー別の9月販売実績では、GMが同社の中国月販台数としては、史上2番目に多い24万0244台を売り上げた。前年同月比は15.3%増と、2か月連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
  5. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る