テイン ストリートアドバンス 発表…入門用車高調で減衰力調整も

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テイン ストリートアドバンス 装着車
テイン ストリートアドバンス 装着車 全 24 枚 拡大写真

テインは、ストリート向け車高調整式ショックアブソーバに減衰力調整機構も追加した新製品『STREET ADVANCE(ストリートアドバンス)』を発表、2012年1月、東京オートサロンでの公開に合わせて販売を開始する。

ストリートアドバンスは、ストリート走行をターゲットとした車高調整式ショックアブソーバ。快適な乗り心地とローダウンを両立させるほか、減衰力調整機構も組み合わせ、走行ステージ、乗車人数に合わせ自由なセッティングを可能とした。

テインは2011年1月に、入門用車高調整式ショックアブソーバ『STREET BASIS(ストリートベイシス)』を発売。販売数は従来製品の230%、顧客満足度は95%というヒット商品となったが、ユーザーから「減衰力も調整できたら」という要望が寄せられていた。ストリートベイシスのシンプルさ、価格はほぼそのままに、減衰力調整の追加、性能の向上を果たしたのが今回発表されたストリートアドバンスだ。

使いやすさを考慮し、ネジ式車高調整機構と新タイプのスプリングシート&シートロックを採用。さらに、16段伸/縮同時減衰力機構に新規パーツ「ADVANCEニードル」を採用し、幅広くリニアな調整を可能とした。

この他、防錆性能の向上が図られた。非溶接タイプ車高調整ネジ部の採用、独自開発の「ZTコート」の採用などにより、錆を防ぐだけでなく潤滑性も向上させている。また、新型オイルシール、新型リングナットの採用により、異物の侵入を防ぎ耐久性もさらに向上させた。

テインは、「正確なステアリングインフォメーション、高速でのフラットライド感、助手席や後部座席における快適性等、全てを高いレベルでバランスさせた。インチアップホイール・タイヤ装着を想定した開発を行っており、純正より扁平率の低いタイヤでも快適な乗り心地を確保、安心してドレスアップを楽しんでいただける」と説明する。

メディア向け試乗会で披露されたプロトタイプでも、十分に減衰力の変化を感じることができたが、正式発売に向けては、減衰力の変化を感じて楽しんでもらうため、より一般ユーザーにも分かりやすいセッティングが施されるという。

発売は2012年1月。輸入車も含め90車種以上への対応を予定しているほか、価格は8万3000円からと初心者でも手の届きやすい価格とする。

《宮崎壮人》

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