東洋ゴム、高級タイヤブランドを中国展開

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東洋ゴムは、NITTOブランドタイヤを中国展開
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東洋ゴム工業は17日、「NITTO」ブランドタイヤを中国市場へ積極展開するため、シンガポールYHIグループと代理店契約に合意したと発表した。

今回、YHIの中国子会社YHIコーポレーションと、中国市場でNITTOブランドの乗用車用タイヤ販売協力で合意した。

東洋ゴムでは、今後もNITTOブランドのグローバル展開を加速し、2015年度には同社タイヤ販売全体に占めるNITTO比率を2010年度の9%から15%まで高めていく予定。

東洋ゴムが展開するNITTOブランドは、北米を中心に、付加価値の高い大口径タイヤカテゴリーで強いブランド力を持つ。

同社の中期経営計画「中計’11」では、最終年となる2015年度までの5年間で、同ブランドの販売数量を現在の約2.6倍の675万本に高める計画で、ベースとなる北米市場の拡販とともに、アジアや南米、オセアニアなどグローバルに展開エリアの拡張を図っていく予定。

特にモータリゼーションが急速に進んでいる中国市場への進出を成長戦略の柱と位置づけ、販売網を検討してきた。

今回、中国市場への販売展開でビジネスパートナーとなるYHIはシンガポール証券取引所に上場するアジア有数のタイヤ販売・ホイール製造販売を手がけるグループ。YHIは中国を含めたアジア各国に販売網を構築しており、38年以上の販売経験と実績を持つ。

東洋ゴムは、中国のYHIコーポレーションがすでに中国で展開している高付加価値商品の販売ノウハウは、東洋ゴムのNITTOブランドの中国販売戦略に貢献すると判断した。

《レスポンス編集部》

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