フィスカー カルマ、燃費は22.1km/リットル…米EPA認定

エコカー EV
米国フィスカーオートモーティブのエンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EVスポーツ、カルマ
米国フィスカーオートモーティブのエンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EVスポーツ、カルマ 全 2 枚 拡大写真

米国のフィスカーオートモーティブが開発したエンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EVスポーツ、『カルマ』。同車の燃費性能が米国EPA(環境保護局)に認定された。

カルマは、2個の強力なモーター(最大出力403ps、最大トルク132.6kgm)を搭載。約50kmをゼロエミッション走行できる。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、家庭用コンセントからも充電可能だ。

また、カルマは発電専用エンジンを搭載。バッテリー残量が少なくなると、GM製の直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。これにより、最大航続距離は約480kmまで伸びる。

アルミスペースフレームにアルミ複合素材を組み合わせたボディは軽量に仕上げられ、0-96km/h加速5.9秒、最高速度200km/hのパフォーマンスを実現。米国での価格は、8万8000ドル(約675万円)からだ。

そのカルマが18日、米国EPAから燃費性能の認定を受けた。その内容は、市街地と高速を合わせた複合モード燃費が22.1km/リットル、EVモードの最大航続可能距離が51.5kmというもの。

同社のヘンリック・フィスカーCEOは、「カルマの多くの顧客に、ゼロエミッションでの日常走行を楽しんでもらえると確信している。カルマは画期的な新型車だ」と述べ、自信を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る