EVの日産『リーフ』と、エンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EV、GMのシボレー『ボルト』。2010年末に米国で発売された2台のEVについて、トヨタ『プリウス』からの代替が最多という興味深いデータがまとまった。
これは20日、『ロサンゼルスタイムズ』が報じたもの。同メディアが日産とGMから得た、リーフとボルトの顧客の特徴を伝えたのだ。
同メディアによると、日産リーフの顧客の18%は、プリウスからの乗り換え。これを含めて、38%がトヨタ車からの代替だという。
またボルトは、顧客の7%がプリウスからの代替。ドイツ車からの乗り換えも多く、BMW『3シリーズ』、アウディ『A4』、フォルクスワーゲン『ジェッタ』など、全体の6%がドイツ車からの乗り換えとのことだ。
リーフ、ボルトともに、プリウスからの代替が最多という結果。ハイブリッド車の顧客が、新たな環境対応車として、EVに興味を示している実態が窺える。