枝野経産相 リストラなくして支援なしを改めて強調

自動車 社会 行政
枝野経産相を訪れた下河辺委員長(中央)と西澤東電社長(左)
枝野経産相を訪れた下河辺委員長(中央)と西澤東電社長(左) 全 1 枚 拡大写真

枝野幸男経産相が24日、原子力損害賠償支援機構の下河辺和彦委員長と西澤俊夫東京電力社長を呼んだ。月内にも予定された東京電力の緊急特別事業計画の取り組み姿勢について、改めて確認するためだ。

「公的資金を一時的とはいえ国民に使わせていただくわけなので、経営財務委員会が示した10年間で2兆5000億円のリストラは最低でもやっていだだくという流れの中で特別事業計画を作っていただきたい」

枝野氏は、こう述べるとともに、原発事故の被害者賠償について、東電の取り組みの改善を求めた。

「率直に申し上げて、まだ被災者、被害者のみなさんの立場にたった(損害賠償の)内容になっていない。東京電力において、被害者のみなさんの視点立場に立った賠償に努めていただきたい。十分な賠償の努力をいただいてもなかなかご理解をいただける事柄ではないが、誠意というか姿勢をしっかり示すことが、東電、政府においてマストのことだと思う」

支援機構は東電と共同で第1次の緊急特別事業計画を策定中だ。ただ、両者が一丸となっているわけではなく、支援機構が最低ラインとする合理化案が、東電内部で受け入れられたものとはなっていない。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る