【企業動向】マテル、「きかんしゃトーマス」を買収

自動車 ビジネス 企業動向
玩具大手マテル、「きかんしゃトーマス」のHIT Entertainmentを約500億円で買収   
玩具大手マテル、「きかんしゃトーマス」のHIT Entertainmentを約500億円で買収   全 1 枚 拡大写真

玩具大手のマテルは、「きかんしゃトーマス」などを保有するHIT Entertainmentを6億8000万ドル(約510億円)でApax Partnersら投資ファンドから買収すると発表しました。

HITは「きかんしゃトーマス」のほか、「バーニー」「ボブとはたらくブーブーズ」「消防士サム」「アンジェリーナ バレリーナ」といったIPを保有、各社にライセンスを行なっています。売上は年間1億8000万ドルにも上ります。マテルによる買収金額は税引前収益の9.5年分という計算になります。

「きかんしゃトーマス」は65年前に誕生した世界で知られたブランドで、マテルはこれまでもHITから許諾を受け玩具を製造してきました(現行の契約は2014年まで継続)。ダイキャストやプラスチック玩具などマテルの「きかんしゃトーマス」関連の売上は毎年1億5000万ドルにも上り、買収によって権利保持を確実にし製品の拡充など将来の成長に繋げる計画です。

今回の買収にHITが保有するケーブルテレビ局Sproutは含まれません。

買収は現金と引き受ける負債の組み合わせで行われ、2012年第1四半期中には完了する見通し。

玩具大手マテル、「きかんしゃトーマス」のHIT Entertainmentを約500億円で買収

《土本学 / Mr.Cube@INSIDE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
  5. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る