三菱益子社長、「部品メーカーは潜水夫を雇って金型を回収」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱益子社長、「部品メーカーは潜水夫を雇って金型を回収」
三菱益子社長、「部品メーカーは潜水夫を雇って金型を回収」 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修社長は28日、2012年3月期第2四半期決算会見の席で、タイでの洪水について「当社のラムチャバン工場は直接的な被害はないが、水没している部品メーカーがかなりある」と述べた。

生産を再開するには金型が必要で、部品メーカーは「潜水夫を雇って、水の中からその回収に当たっている」(益子社長)という。そのため、いまタイでは潜水夫と潜水具が不足しているそうだ。さらに、船もないことから、ドラム缶をつなぎ合わせて筏をつくり、重い金型を引き上げているとのこと。

このように、部品メーカーは涙ぐましい努力をしているわけだが、それでも回収できそうもない金型がある。その場合、新たにつくらなければならず、多少の時間がかかってしまう。生産再開まで1か月半としたのには、こうした理由があった。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る