【グッドデザイン11】3Dテレビ…現場を切り取ったような臨場感

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サムスンエレクトロニクスの「3D SMART LED TV」UN55D7000/7900/8000
サムスンエレクトロニクスの「3D SMART LED TV」UN55D7000/7900/8000 全 9 枚 拡大写真

10月29日、東京ミッドタウンにおいて「グッドデザインプレゼンテーション・グランドステージ2011」が開催され、サムスンエレクトロニクスのファンボ・ヒョンホ氏が、3DスマートLEDテレビについてプレゼンテーションを行った。

サムスンの「3DスマートLEDテレビ」は、LEDパネルに合わせた外殻がデザインされる従来のテレビ設計を見直し、デザインとLEDパネル開発を同時に取り組み、LEDパネル自体が外殻になる製法を実現。横から見て非常に薄く、一体感の高いスクリーンに仕上げた。

ファンボ・ヒョンホ氏は「テレビの造形をラインで表すことで、分厚いフレームに閉じ込められたイメージではなく、現場をナイフで切り取ったような臨場感を与えます」。「画面と現実の境界を線で表現することで、よりいっそう映像との立体感が生まれ、テレビの本質に近い革新的デザインとして競争力を持たせることができるのではないかと考えました」と述べた。

2011年度のグッドデザイン大賞候補は、パナソニックの「LED電球」、サムスン電子の「3DスマートLEDテレビ」、JR西日本とJR九州の「N700系7000/8000番代新幹線」、放射線医学総合研究所、東芝、日本設計の「新治療施設および重粒子線治療システム」、日本マイクロソフトの「Xbox360向けKinect」、ホンダの「カーナビによる東日本大震災での移動支援の取り組み」、の6つ。

グッドデザイン大賞は“2011年を象徴するデザイン”として、審査委員、受賞企業のほか、一般からの投票により決定される。一般からの投票は、10月28日〜11月6日の期間、東京ミッドタウンにて開催中の受賞展「グッドデザインエキシビション」会場にて受付けている。

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