日本の道路の始点にクラシックカーが集合 日本橋架橋100周年

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日銀前に集合した参加車。左は日産自動車保有のダットサン12型。右はダットサン・ロードスター。
日銀前に集合した参加車。左は日産自動車保有のダットサン12型。右はダットサン・ロードスター。 全 16 枚 拡大写真

29日から30日にかけて、日本橋架橋100周年を祝うメインイベントとして、『ジャパン・クラシック・オートモービル2011』が開催された。主催は「ジャパン・クラシック・オートモービル」実行委員会と名橋「日本橋」保存会。

1911年、現在の石造二連アーチ橋が架けられてから、100年目の日本橋。そこはまた、日本の道路元標があり、日本の道路網の始点となっているとともに、国の重要文化財(建造物)に指定されている。その日本橋でクラシックカーイベントが開催された。

29日は日本銀行前庭および周辺に、60台以上のクラシックカーが展示された。その中には吉田茂元首相が愛用したロールスロイス『25/30HPフーパー製サルーン』や、白洲次郎がイギリス留学中に乗っていたベントレー『3リッター』などが展示され、買い物客や観光客の目を楽しませていた。これら展示車の監修には日本クラシックカークラブが行っており、他の参加車両を含めて、非常に素晴らしいクルマが数多く展示されており、見ごたえのあるものとなっていた。

翌30日は、日本橋架橋百年祭パレードオープニングセレモニーに参加。22台のクラシックカーが日本橋周辺を、女優であり政治家の扇千景さんや、日本橋に関係する方々を乗せてパレードを行い、沿道に集まった観客の盛大な拍手と歓声を受けていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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