エイチワン中間期決算…震災影響で赤字転落、通期見通しはタイ洪水で未定

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エイチワンが発表した2011年9月中間期の連結決算は、当期損益が21億5000万円の赤字に転落した。前年同期は29億円の黒字だった。

売上高は前年同期比30.3%減の443億8700万円となった。東日本大震災による部品不足で主要納入先のホンダが国内外で減産し、自動車部品の販売が落ち込んだ。

損益は減収、為替差損などの影響で営業損益が23億7900万円の赤字、経常損益が24億4200万円の赤字となった。

一方、タイ中部のアユタヤ県ロジャナ工業団地にある子会社エイチワン・パーツ(タイランド)が、タイで発生している洪水により敷地と建物が浸水するなどの被害を受け、現在操業を停止している。

現地での詳細な調査が困難であることから現段階では詳しい被害の内容は把握できていない。操業再開の時期や修繕費用などの損害は未確定となっている。このため、通期業績見通しを「未定」に修正した。

《レスポンス編集部》

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