スバル富士重工吉永社長、中国合弁は「待っている状態」

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富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は1日の決算発表の席上、中国での合弁生産プロジェクトについて「現地進出したい意向を(当局に)伝え、一言でいうと(回答を)待っている状態」と述べた。

同社の中国進出については、同国の生産能力が過剰状態になっていることなどから、当局が認可を見送ったといった観測報道もなされている。こうした報道に対し吉永社長は「私どもには直接に認可しないといった通知はない」と語った。

また、トヨタ自動車が同社に16.5%出資していることから、中国側が合弁審査に当たってトヨタグループと見ているとも報道された。この点については「関連会社ということでもないし困っている」とコメントした。

富士重工は2013年に中国生産を開始する計画を、今年度からの中期経営計画に織り込んでいる。このため、吉永社長は「焦らずに待つが、年を越すと13年からの計画が厳しくなるので、それまでには何とか回答を得たい」とし、年内をひとつのメドに交渉を進める方針を示した。

《池原照雄》

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