【ベストペインターコンテスト11】ファイナリスト決定…決勝大会は11月18、19日

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決勝大会に進んだ新和自動車 菅原健二選手(中央)、山陰車輌整備 森田朋之選手(左)、タマダ自動車 山村伸介選手
決勝大会に進んだ新和自動車 菅原健二選手(中央)、山陰車輌整備 森田朋之選手(左)、タマダ自動車 山村伸介選手 全 7 枚 拡大写真

BASFコーティングジャパンが主催する自動車塗装技術者(ペインター)の競技大会「ベストペインターコンテスト11」の決勝大会進出者が決まった。

同大会では、BASFコーティングスジャパンが手がける水性塗料を用いて技能が競われる。

決勝大会に先駆け2011年9〜10月、全国各地で予選大会が行なわれてきた。予選大会では、参加したペインターたちが調色作業や塗装作業の技能を競った。予選の結果、各地域から代表が選出された。

北海道代表になった北海道マツダ販売 多喜久貢選手は「約2年前に水性塗料を導入しました。当初は溶剤系塗料と水性塗料を両方使っていましたが、コストの観点からどちらかを選択しなければいけない決断に迫られました。最終的には水性塗料の一本化に踏み切りました。今では溶剤系と遜色なく作業出来ていると感じています。今回は北海道の代表として、プレッシャーかかりますが、日頃培った技術を本番でも発揮出来るように頑張ります」。

東北代表の山本自動車 渡邊優二選手は「ペインターとしての経験は浅いのですが、精一杯頑張ります。今後、更にシビアになる環境問題を見据え、水性塗料使用の作業改善・効率追求を推進できればと思います」。

関東代表のホンダボディサービス栃木 池田文彦選手は「予選では負けられないという想いが強くありました。前回の大会では同じ社内の先輩が世界大会優勝という偉業を成し遂げたからです。2次予選は緊張、プレッシャーに負け、自分の思うような仕上がりにはなりませんでした。本大会では結果も大事ですが、自分の納得できる悔いのない大会にします」。

決勝大会の開催は11月18、19日。BASFコーティングスジャパンの横浜RCC(リフィニッシュコンピテンスセンター)で行なわれる。決勝大会優勝者は、日本代表として2013年初頭に行なわれる予定のベストペインターコンテスト世界大会への参加資格を得る事になる。

決勝大会進出者

北海道マツダ販売 多喜久貢選手
山本自動車 渡邊優二選手
ホンダボディサービス栃木 池田文彦選手
二戸自動車工業 古藤隆太選手
オートサービス中北 熊澤崇選手
新和自動車 菅原健二選手
宮崎トヨタ自動車 津口貴幸選手
熊本カーハイテクセンター協同組合 山本彰選手

《土屋篤司》

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